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転職面接で不採用の場合、理由を尋ねるべき?

転職の面接で不採用になった時って理由が気になりますよね?

 

「理由を教えてもらえないかな?」って思いませんか?

 

落ちた原因が分かれば次に向けて改善できるはずです。

 

でも企業に聞いて教えてもらえるんでしょうか?

 

そこで面接で落ちた場合、理由を聞いてもいいのかどうか、聞き方のマナーについて紹介します。

 

面接で落ちる理由とは?

 

書類選考で落ちるのと違って、面接で落ちる場合は原因にいくつかのパターンがあるので紹介します。

1.スキルや経験が足りない

一応、企業が求める最低限の条件はクリアしているけど、面接で話を聞いてみたら、ちょっと足りなかったので落とした、というケースです。

 

また合格レベルではあるが、他の候補者の方がもっと良かったから落とされたということもあります。

 

書類では分からない部分を確かめるのが面接の場なので、企業側が期待していたものではなかった場合、面接で落ちることになります。

2.スキルや経験が高すぎる

1とは逆のパターンで、「ハイスペックすぎてウチでは扱いきれない…」となると不採用にされることも。

 

今うまくいってるチームに急に優秀すぎる人が入ってくると和を乱すし、うまくいってるものがうまくいかなくなる可能性があります。

 

きちんと履歴書や職務経歴書に書いておけばその段階で判断できることですが、面接で落とされるということは、ちゃんと書いていなかったのでしょう。

3.独特すぎる選考基準

1と2は転職者と企業のミスマッチの問題でした。でも3は明らかに企業側の問題です。

 

企業の中には社長の方針なのか、独特すぎる選考基準があるところがあります。

 

たとえば「○○県出身の人は不採用」など。そんなこと言われてもどうしようもないですよね?

 

まあ、こういう企業は社風も独特なので、合わないことが事前に分かってよかったと思うしかないですね。

4.うまく会話のキャッチボールができなかった

何を質問してもしどろもどろだったり、小さな声でよく聞き取れなかったり、質問している意図とは違うピントのずれたことを返してくる人など、

 

「この人はコミュニケーションに問題がある!」と思われてしまうと落ちる可能性が高いです。

 

取引先や同僚とコミュニケーションを取るのは必須なので、出来ない人は向いていないと思われて落とされてしまいます。

 

落とされた理由を企業に聞いてもいいのか?

 

不採用の場合、不採用になったというメールが送られてくるだけで、理由も書かれていません。

 

でも理由も分からず落とされると、自分のすべてが否定されたような気になり、メンタルにも影響してきます。

 

落ちたことを引きずった結果、その後の面接もうまくいかない可能性もあります。

 

でも企業側からすれば不採用の理由を教える義務はありません。

 

一々、理由を伝えていたら個別に対応しないといけなくなるし、クレームが起きてトラブルの元になります。

 

採用担当者も個別対応してるほど暇じゃないので、労力を省く意味でも理由は教えないことになっています。

 

でも本当に理由を聞いてはいけないのでしょうか?

 

実は聞くこと自体はマナー違反には当たりません。聞きたければ聞いてもOKです。

しかし全ての企業が快く不採用の理由を教えてくれるわけではありません。

 

教える教えないは担当者の善意によるでしょう。

 

もっとも、部長クラス、役員クラスの面接で落ちた場合、現場の採用担当者にも理由が知らされていないこともあるので、そういう場合は聞いても分かりません。

 

また企業の方針で、選考基準を漏らさないように教えないところもあります。

 

不採用の理由を聞くならどうすればいい?

 

もし不採用の理由を問い合わせるならどうすればいいでしょうか?

1.メールの場合

メールで送るなら形としては面接のお礼を先に言うこと。そしてそのついでに今後のためにも不採用の理由を聞くのがよいでしょう。

 

面接のお礼を言われれば担当者も嬉しいでしょう。

 

それにメールで聞くだけならそんなに手間もかかりません。落ちた企業なので、聞いても不利益にはなりません。

 

問い合わせた10件のうち、2、3件でも返事が来たら儲けものくらいのつもりで、不採用のメールには必ず返信するように心がけるといいかもしれません。

2.電話の場合

もし不採用の連絡が電話でかかってきたら、より詳しく聞けるチャンスです。

 

メールなら聞いても無視されても、電話で直接話している状態なら、その場で聞くことができます。

 

もっともその場で聞けなかったとしても、無理に聞こうとせずに「不躾なことを聞いて申し訳ありません」と謝罪しておきましょう。

 

もし聞けなかった場合は「面接のフィードバックをもらう」という聞き方があります。

 

「面接のときに分かりづらかったことはありませんか?」と聞いてみます。

 

そして「何か改善すべきことはありませんか?」と尋ねれば、向こうも何か実のあることを答えてくれるでしょう。

 

それが直接不採用の理由でなくても、何かしらアドバイスがあれば今後の参考になります。

3.転職エージェントの場合

1、2で理由が聞けなかった場合、さらなる裏技として転職エージェントに聞く、という方法があります。

 

もちろん、転職エージェント経由でエントリーしている場合に限られますが。

 

転職エージェントの担当のキャリアアドバイザーが企業に直接連絡して、個別に不採用の理由を聞いてきてくれます。

 

そこから対策すればさらに転職の成功率は上がるはずですよ。

 

まとめ

面接で落ちる理由、そして不採用の理由を聞いてもいいのかどうか、また聞くならどうやって聞けばいいのかについて紹介しました。

 

最初から転職エージェント経由でエントリーしておけば、仮に不採用になってもフィードバックが受けられるから、より成功率が高まります。

 

転職エージェントは履歴書の添削や面接対策などもやってくれるので転職をスムーズに進めるためにもぜひ活用しましょう。

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